アグネス・チャン「アフリカのナイジェリアでは人口の７割が１日１２５円以下で生活しています」

ユニセフ（国連児童基金）の国内委員会、日本ユニセフ協会の大使を務めるアグネス・チャンさん（５７）が
９日午後（日本時間９日夜）、西アフリカ・ナイジェリアの最大都市ラゴスに到着した。１７日までの９日間、
スラムの学校や医療施設などを巡り、経済成長から取り残された子どもたちの暮らしを視察する。

ナイジェリアは、アフリカ最大の人口約１億６６００万人を抱える大国。石油輸出国機構（ＯＰＥＣ）に加盟する
産油国でもあり、オイルマネーによって過去１０年は平均７％を超える著しい経済成長を遂げている。
だが、貧富の格差は深刻化しており、人口の７割が１日１・２５ドル（約１２５円）以下で生活しているという。
約１６００万人が集まる旧都ラゴスには、世界最大規模のスラムが広がっている。

到着後、アグネスさんは「ナイジェリアは石油輸出大国なのに、多くが貧しさから抜け出せていない。
貧困が減らない理由がどこにあるのか、何が必要とされているのかを見つけたい」と話した。

アグネスさんは１９９８年に大使に就任。イラクやソマリア、東ティモールなどを訪問しており、今回が１６カ国目となる。

http://mainichi.jp/select/news/20130410dde041040003000c.html

依頼＠166

アグネス・チャン 「アフリカのナイジェリアでは人口の７割が１日１２５円以下で生活しています」

アグネス・チャン「アフリカのナイジェリアでは人口の７割が１日１２５円以下で生活しています」